浜松市都市計画マスタープラン策定調査

当社では、都市計画マスタープランを策定する目的は、自治体ごとに異なるべきと考えます。それは、都市計画マスタープランの策定方法や内容にも影響してくると考えております。

浜松市は都市計画の先進自治体として全国に知られており、特に土地区画整理事業や市街地再開発事業などのハードな都市計画分野では先駆的な取り組みが進められてきています。しかしながら、日本全体がポストバブルの後遺症で方向性を見失っている中で、浜松市においても新しい都市計画・まちづくりの取り組みを進めていく必要性が高まってまいりました。

浜松市の都市計画マスタープランでは、こうした背景を踏まえて、将来を見据えた長期ビジョンの策定を主眼とし、目標年次の設定や、将来フレームを定めることなく、浜松市が目指すべき理想の姿を描いていくことを提案しました。

このような内容とすることは大きな議論となり、当初の目論見とは多少異なる内容となっていったことも事実でありますが、それは当然ながら、市当局や市民の方々の意見を取り入れて進めた結果と考えております。ただし、策定に当たっての基本理念は貫かれており、都市計画マスタープランを画一的に捉えるのではなく、改訂を視野において柔軟に考えることが重要であるとして策定を行いました。

今後の都市計画マスタープランの策定を行う際には、このように自治体の事情や市民の意見を十分取り入れた計画づくりを心がけてまいります。